こんなタイトルの記事を書く時点で
スポーツ医学の発声版である「Vocology」
という発声理論でしっかりトレーニングをする
海外のボーカルコーチからは笑われてしまいますが(苦笑)
やはり日本のボイトレはまだまだ「感覚至上主義」なのです。
理論に基づいていない感覚的な教えをすることで
大きく大きく発声の器官で
実際に起きていることと食い違いが起きることと
その結果
良くなるまでに相当な時間と費用を費してしまうか
ほとんど変化を生まない、もしくは逆に変な癖をつけてしまったりもあります
もしも医師が感覚で診療して感覚で薬を処方していると考えると
怖いですよね、、同じようなものなのです(><)
それに人は生まれも育ちも世代もバラバラで
故にそれぞれ違った感覚、感性を持ってると思います。
例えば同じ『赤』の色を見ても
便宜上、コミュニケーションを円滑にする為
『うん、赤だよね』と言うけども
厳密にはその赤をどう感じてるかは
それぞれに違うと思う。
そしてそれを完璧に伝える手段も知る手段も確認する手段もない。
そう考えると
沢山の音声研究者の方々が長い月日をかけて
解明していってくれている
発声器官で起きていること、発声の仕組みを知らずに
自分自身が声を出すとき歌う時に感じている
感覚を生徒さんに写すことは
僕としては無理があると思えてしまうし、
効率が悪いように思えてしまうので
僕は理論にこだわったボイストレーニングをしています!
まあ、オタク気質なもので色んな専門的講義を受けたり
論文を読みまくって「なるホドーーーーそういったことか!」
となって、「聞いてよ聞いてよこれってこうなんだって!」
と生徒さんに話すのが好きなだけって噂もありますけどね笑
とても有意義な講義を開催してくれている
日本音声学会、各教授の皆様には心から感謝をしております。
ここで勉強していなかったらZen Voice Factoryはなかったと思います。
これからもナイスなボイスディレクション及び
ボイストレーニングをしていきます。
よろしくお願いします。
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