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<巧みな声優技術とは何か具体的に知ってますか?>
音声学からその技術を分析した結果を出せる
声優さん向けZen流ゴリ理論トレーニングとは!

声優技術や歌唱技術は感覚的なもの?
感覚的と捉えすぎて曖昧になって
得るべき技術の目標も曖昧になってませんか?
何ができれば良いか、どんなトレーニングを選ぶべきか!
 

1.まず大事なのは
声には「自分がどんな方法で声を作れるのか」と「聴いた人にはそれがどんな風に聞こえてるか」の両サイドがある事を知ること!!

渋谷 声優 ボイストレーニング

​声は「発する側」と「聴く側」と2つの側面があります。最終的にはリスナーや音響監督、ディレクター、オーディションの審査担当など声を聴いている他人がそのキャラや感情の声色に合っていると感じなくてはいけません(音声学的には知覚音声学の側面)。その側面の「どんな声がどんなキャラや、感情に聴こえるか」にはどんな仕組みがあるのかを学び、技術をトレーニングする事で、もう一方の側面「自分の声を調整していく事」(音声学的には調音音声学の側面)をできるようにする事が大切になります。これが効率良いレベルアップに繋がると僕は考えています。その両面がある事を知った上で、具体的に何ができれば「巧みな声優」なのか?それには次の3つの「技術」要素があり、その要素を巧みに行うには更に巧みにコントロールできるべき「発声器官」の3つの要素があります!

2.具体的に巧みな声優の声には3つの技術がある!!

渋谷 声優 ボイストレーニング

上記イラストの3つは当たり前の事を書いているようですが1~3には「仕組み」があります。みなさん1番の「滑舌」と言う認識は「あめんぼあかいなあいうえお」のようなハキハキ言う事のように学びませんか?果たしてそれが「滑舌」なのでしょうか?プロの巧みな声優さんはそんな喋り方を現場でしてますか?滑舌には言語的な仕組みがあります。2番の「キャラクターを表現できる」には発声器官のどこをどう調整すればそのキャラクター(性格/年齢感)に聴こえるかと言う仕組みがあり、3番の「感情を表現できる」には「感情」とはどんな音でできているかの専門的な仕組みがあります。1つ1つの正確な技術の意味を知り、実践できるようなトレーニングをします。

こう説明する科学的背景として音声学ではそもそも会話、コミュニケーションの音声に含まれる情報とは
「言語情報」「非言語情報」「パラ言語情報」の3つの情報と言われています
(下記イラストは専門的に音声に含まれる情報を説明したものです)
日常のコミュニケーションで行ってる事を演技として行うのが俳優技術なので、この3点が多彩に使える事が声の演技の基本になります。
渋谷 声優 ボイストレーニング
非言語情報がいわゆる「キャラクター」になりますが、キャラ声は発声や声質に関わる各器官(声帯、仮声帯、喉頭、舌、口蓋帆など)の調整とその組み合わせで作ることができます。
その実践をしてみましたので、この動画を観てみてください。
​全て僕自身がその場で発声しています。
 

3.上記2を巧みにできるようになるにはそもそも発声器官の巧みさが必要で、それは以下の3つの要素がある!!

渋谷 声優 ボイストレーニング

色々なキャラクターや感情などを表す「声」は全て発声器官で作る「音」です。よって多彩で巧みな声優技術を手に入れるには上記の発声器官の3つの要素が自由自在に動きコントロールできる事になります。いわばここがボイストレーニングのスタートラインです。発声学では音声を作る要素は「原動力」「原音」「共鳴」と言われています。(上記イラストの1,2,3に該当します)
専門的にはこれは「ソースフィルタ理論」と言いまして「音源特性」「声道特性」「放射特性」と説明されます。

キャラソンの歌唱は更に「声の技術」に「音楽の仕組み」を組み合わせる事で、キャラクターが生き生きする上に音楽的でもある歌になりリスナーの反応をより引っ張っていく事ができます!

僕の行う「Zen流ゴリ理論トレーニング」は音声学の科学的知見に基づき声優さん一人一人の個性や必要なキャラや感情を分析してトレーニングをしていきます。
​それぞれに声の状況は違うので同じ内容になる事はまずないです。(全員が決められた同じレッスンを受けても結果が出にくいと言う事です)

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